写真・図版 10月21日、米高級食品店「ディーン&デルーカ」を所有するタイの不動産会社ペース・デベロップメントは、銀行債務26億バーツ(8600万ドル)の返済が今月18日に不履行に陥ったことを明らかにした。写真はタイバーツ紙幣。バンコクで2016年5月撮影(2019年 ロイター/Athit Perawongmetha)

[PR]

 [バンコク 21日 ロイター] - 米高級食品店「ディーン&デルーカ」を所有するタイの不動産会社ペース・デベロップメント<PACE.BK>は21日、銀行債務26億バーツ(8600万ドル)の返済が今月18日に不履行に陥ったことを明らかにした。

 ペース・デベロップメントのソラポ・テシャクライシー最高経営責任者(CEO)がタイ証券取引所に提出した文書で明らかにした。これを受け、同社株は25%急落している。

 これに先立ち、ディーン&デルーカは、ニューヨークの旗艦店やバンコク市内の店舗を閉鎖していた。

 ペース・デベロップメントは2014年に1億4000万ドルでディーン&デルーカを買収した。

 取引銀行のサイアム・コマーシャル銀行(SCB)<SCB.BK>は11月4日までの返済を要請。ペース・デベロップメントは事業を継続し、競争力を維持できるよう、同行と交渉して債務管理計画を準備するという。

 SCB株は3%下落。

 同CEOによると、ペース・デベロップメントは建設プロジェクトを停止したが、食品・飲料事業への影響はないという。