写真・図版 10月21日、台湾経済部が発表した9月の輸出受注は、前年同月比4.9%減の455億3000万ドルと、11カ月連続の減少となった。写真は台湾北部、基隆市の港。2015年10月撮影(2019年 ロイター/Pichi Chuang)

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 [台北 21日 ロイター] - 台湾経済部が発表した9月の輸出受注は、前年同月比4.9%減の455億3000万ドルと、11カ月連続の減少となった。

 市場予想と一致した。8月の8.3%減から減少ペースが鈍化した。

 経済部によると、スマートフォンなどのエレクトロニクス製品の需要は、年末商戦を控えて回復したが、ノートパソコンやサーバーなどの販売が低迷した。前年同期の受注が高水準だったことも響いた。

 経済部の幹部は「12月の受注は増加に転じる可能性が高い。前年同期の受注が少なかったことや、海外スマートフォンメーカーの好調な販売が寄与するだろう」と予想。今年の輸出受注は、記録的な高水準だった昨年から4─6%減少する見通しという。

 経済部は10月の輸出受注が前年比3.0─5.1%減少するとも予想した。第4・四半期は、季節的な需要で通信・エレクトロニクス分野の受注が増える見通しという。

 5Gや人口知能など新技術に対する需要も、今後の受注を押し上げる要因になる見通しという。

 米国からの受注は前年比1.8%減。8月は7.8%減だった。

 中国からの受注は3.0%減。8月は8.9%減だった。

 欧州からの受注は8.6%減、日本からの受注は4.2%減だった。