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 [ロンドン 22日 ロイター] - 英産業連盟(CBI)が発表した10月の向こう3カ月間の製造業生産期待指数はマイナス19と前月のプラス10から低下し、2009年4月以来の低水準となった。欧州連合(EU)離脱と世界経済の減速に対する懸念が背景にある。

 政治を巡る不透明感が過去最高レベルで、貿易障壁に対する懸念も1983年以来最も高まっているとして製造業者は競争力が40年以上前の調査開始以来最も急速に悪化すると予想している。

 パンテオン・マクロエコノミクスのエコノミスト、サミュエル・トゥームズ氏は、CBIのデータは「恐ろしい」とし、「製造業部門は世界的な下降圧力にまともにさらされているもようで、今回は今月のブレグジット期限に向けた準備の恩恵をまったく受けていない」と述べた。

 10月の製造業受注指数はマイナス37と、前月のマイナス28から低下。ロイターがまとめたすべての市場予想を下回ったほか、2010年3月以来最低となった。輸出受注は金融危機時の2009年12月以来の大幅な落ち込みを記録した。

 CBIのチーフエコノミスト、レイン・ニュートンスミス氏は、「ブレグジット関連の不透明感と世界的な成長低迷が合わさって、明らかにセンチメントと輸出見通しを圧迫している。雇用見通しは世界金融危機以来最悪となっている」と指摘した。