写真・図版 10月24日、正午のドルは前日NY市場終盤の水準と変わらずの108円半ば。写真はペンス米副大統領。トルコのアンカラで17日撮影(2019年 ロイター/Huseyin Aldemir)

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 [東京 24日 ロイター] - 正午のドルは前日NY市場終盤の水準と変わらずの108円半ば。欧州中央銀行(ECB)理事会など重要イベントを控え、午前は狭いレンジ内で売買が交錯。ドルの値幅は108.58─108.70円と上下12銭だった。

 市場では、今夜のペンス米副大統領の講演にも関心を寄せる声が出ている。トランプ大統領は、来月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際に習近平・中国国家主席と会談し、第1段階の通商合意に署名する考えを示している。楽観論が優勢となり始めている市場の見方に冷や水を浴びせるような内容となれば、反落気味の円が買い戻される可能性が出てくる。

 ペンス氏は昨年10月の講演で「中国は政治・経済・軍事的手段およびプロパガンダを駆使し、米国内で自国の影響力を強め、利益を得ようとしている。米国の政策や政治に影響力を及ぼし、干渉しようとしている」などと批判。中国から反発を招いていた。

 同氏側近によると、講演は当初、5月29日に行う予定だったが、米中会談の進展などを受けて、延期していたという。