[PR]

 [シンガポール 25日 ロイター] - 米ボーイングの旅客機「737MAX」の墜落事故前に、同社のエンジニアやテストパイロットが機体の失速を防ぐためのシステム「MCAS」の再設計を検討していたことが、米運輸安全委員会(NTSB)の報告書で明らかになった。

 報告書によると、ボーイング社員は迎角(AOA)センサーからの誤ったデータによりMCASが繰り返し起動される件について話し合い、再設計の必要性を検討。パイロットに対するアラートについて協議したが、再設計は不要と判断したという。

 その後、ボーイングは昨年10月に乗客乗員全189人が死亡した格安航空会社ライオンエアの墜落事故後の調査で、同件を規制当局に提示したが、その時はMCASが主な事故要因と見なされなかったとした。

 ボーイングは25日、MCASが起動される前に複数のAOAセンサーからの情報を比較するようシステムを再設計したと発表。「このソフトウェアの変更により、墜落事故で発生した飛行制御条件が再び生じることを防ぐ」とした。

 

 (※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください)