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 [ブダペスト 5日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は5日、今年のハンガリー経済成長率が4.9%、来年は3.5%になるとの予想を示した。世界的な景気鈍化と、欧州連合(EU)出資の投資の減少が響くためという。

 IMFは、ハンガリー政府との協議後に発表したリポートで、今年と来年の平均インフレ率は3.4%となった後、中期的には中銀の目標範囲である2─4%の中間付近に近づく見通しとした。

 またIMFは、政府の中期財政目標は需要圧力の緩和と「将来の景気下降時に活用できる財政余地の拡大」につながるとして、評価した。

 一方、「労働生産性の伸びを上回る賃金、輸出の伸び鈍化、中小企業のビジネス環境の弱点を克服するには構造改革努力の強化が必要」との見解を示した。

 このほか、「複数の主要中銀が緩和政策を取っていること、海外の見通しが依然弱いこと、ダウンサイドリスクから、当面は金融政策の現状維持が可能だ。しかし、内需への圧力に引き続き配慮する必要がある」とした。