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 [北京 6日 ロイター] - 中国共産党中央政治局は、来年の国内経済の成長率を合理的な範囲内に維持するとともに、有効かつ的を絞った前向きな政策を打ち出し、リスク回避を目指す方針を明らかにした。国営新華社通信が6日報じた。

 中央政治局は、習近平国家主席が座長を務める会議で、政府が目標に掲げる2020年末までの適度に繁栄した社会(小康社会)の実現は必ず達成しなければならないと強調。「改革開放の深化に向け、外部からの圧力を強力な原動力に変えていく必要がある」と表明した。

 さらに逆周期(カウンターシクリカル)手段を講じ、サプライサイドの構造改革を推進しつつ、公害防止目標の達成やシステム上の金融リスクの緩和に努めるとした。安定的なマクロ経済や柔軟なミクロ政策の維持も確認した。

 指導部は月内に開催する年次中央経済工作会議で来年の具体的な経済目標などを発表する見通し。モルガンスタンレーは調査リポートで、来年の成長率目標はこれまでの「6ー6.5%」から「6%前後」に引き下げられる公算が大きいと指摘した。