写真・図版 12月9日、東京株式市場で日経平均は、続伸した。前週末の米国市場が上昇したことを受けて、日本株も好地合いを引き継ぎ買い優勢で始まったものの、その後は模様眺めで目立った動きが見られない。2014年12月15日、東証で撮影(2019年 ロイター/Yuya Shino)

[PR]

 [東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、続伸した。前週末の米国市場が上昇したことを受けて、日本株も好地合いを引き継ぎ買い優勢で始まったものの、その後は模様眺めで目立った動きが見られない。日経平均は終日プラスを維持しながらも、寄り付き天井となり、東証1部の売買代金が2兆円割れとなるなど商いも細った。市場では米国が対中追加関税の発動を予定する12月15日まで見送りムードに支配されるとの見方が出ている。

 米労働省が6日発表した11月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月から26万6000人増と予想の18万人を超えて増加。失業率は3.5%と、前月の3.6%から低下した。製造業部門の低迷が続く中でも米経済が緩やかな成長を続けていることが示された。これを受けて米国株式市場は上昇し、朝方は好感される格好となった。

 ただ、その一方で、ドル/円が108円台半ばで推移するなど、やや円高に振れたことで寄り高してから後が続かない。後場に入ると、一段と見送り気分が強まり、目立った仕掛けがみられなかった。市場では「米国が対中追加関税の発動を予定する12月15日まで新規のポジションは取りにくい様子。完全に見送られている」(SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏)との声が聞かれる。

 TOPIXも続伸。東証33業種では、鉱業、石油・石炭製品などを中心に幅広く上昇し、値下がりしたのは4業種だけとなっている。東証1部の売買代金は、1兆8170億0300万円だった。

 個別銘柄では、ソニー<6758.T>、ファナック<6954.T>などが高いが、富士通<6702.T>をはじめ先駆した銘柄の一角が利益確定売りに押された。

 東証1部の騰落数は、値上がりが1423銘柄に対し、値下がりが624銘柄、変わらずが109銘柄だった。

 

 日経平均<.N225> 

 終値      23430.70 +76.30 

 寄り付き    23544.31 

 安値/高値   23360.01─23544.31 

 

 TOPIX<.TOPX> 

 終値       1722.07 +8.71 

 寄り付き     1726.10 

 安値/高値    1713.65─1726.20 

 

 東証出来高(万株) 108518 

 東証売買代金(億円) 18170.03