写真・図版IHSマークイットが発表した1月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は、市場の改善予想に反して前月から横ばいとなった。写真はアウディの工場。2013年7月、ドイツのネッカーズルムで撮影(2020年 ロイター/Michaela Rehle)

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 [ロンドン 24日 ロイター] - IHSマークイットが発表した1月のユーロ圏総合購買担当者景気指数(PMI)速報値は、市場の改善予想に反して前月から横ばいとなった。ただ、経済の足かせと欧州中央銀行(ECB)が指摘する製造業には底入れの兆しがみられた。

 総合PMIは50.9で、昨年12月と同じだった。ロイターがまとめたアナリストの予想中央値は51.2だった。

 IHSマークイットのアソシエート・ディレクター、アンドリュー・ハーカー氏は「年は改まったが、経済の状況は相変わらずだ。生産の伸びは12月と同様、弱い伸びにとどまり、成長モメンタムに弾みがついていないことを示唆している」と述べた。

 製造業PMIは47.8と、景況拡大と悪化の節目である50を12カ月連続で下回ったが、12月(46.3)から予想(46.8)以上に改善した。

 製造業の生産指数は46.1から47.5に上昇し昨年8月以来の高水準となった。また、新規受注、雇用、受注残、購入量に関する指数も、引き続き50を下回りながらも改善した。

 一方、サービス業のPMIは52.2と、市場の横ばい予想に対し、前月(52.8)から低下。新規事業に関する指数は52.1から51.5に低下し、需要が早期に回復しない可能性を示唆した。