写真・図版IHSマークイット/CIPSが発表した1月の英国の購買担当者景気指数(PMI)速報値は、製造業とサービス部門を合わせた総合PMIが52.4となり、前月の49.3から上昇して2018年9月以来の高水準を記録した。写真はロンドンの金融地区。2019年11月撮影(2020年 ロイター/Hannah McKay)

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 [ロンドン 24日 ロイター] - IHSマークイット/CIPSが発表した1月の英国の購買担当者景気指数(PMI)速報値は、製造業とサービス部門を合わせた総合PMIが52.4となり、前月の49.3から上昇して2018年9月以来の高水準を記録した。ロイターのエコノミスト調査による予想(50.6)を大幅に上回った。 

 サービス部門PMIは前月の50.0から52.9に上昇。やはり2018年9月以来の高水準だった。ロイター調査による予想(51.0)を大幅に上回った。景況拡大と悪化の節目である50を上回ったのは昨年8月以来。

 12月の総選挙でジョンソン首相率いる保守党が圧勝して以降、経済が上向いていることが浮き彫りとなった。

 サービス部門の楽観度合いは1月にほぼ5年ぶりの高水準となり、英産業連盟などによる他の企業調査とも一致する内容となっている。

 1月PMIの数字を受け、投資家らの間ではイングランド銀行(中央銀行)が来週利下げするとの観測が後退しそうだ。

 IHSマークイットのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「PMIの上昇により、イングランド銀行は当面、利下げすることはなさそうだ。しばらくは様子見姿勢で、EU(欧州連合)離脱後の経済動向を見極めようとするだろう」と述べた。

 それでもなお、サービス部門PMIは長期平均の54.8をはるかに下回っており、歴史的にイングランド銀行の追加利下げを想定させる水準にとどまっている。

 製造業PMIも予想を上回り、前月の47.5から49.8に上昇して昨年4月以来の高水準となった。節目の50を9カ月連続で下回ったが、新規受注が4月以来の増加に転じた。

 ウィリアムソン氏は「見通しに関するセンチメントが上向き、今後さらに上昇が加速する可能性を示唆しているが、この年初の堅調なスタートが持続するには信頼感が高まり続ける必要がある」と指摘した。