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 [東京 20日 ロイター] - 前田建設工業<1824.T>が前田道路<1883.T>に対し、敵対的な株式公開買い付け(TOB)を実施している。

 前田建設は前田道路株を24.68%保有。前田道路の前身は高野組。1962年に会社更生法の手続きを開始し、再建時に前田建設が支援。68年に社名を前田道路に変更した。 

 これまでの経緯は以下の通り。

 ◎1月20日

 前田建設:1株3950円で51%保有を目指して前田道路のTOBを発表。TOB期間は1月21日から3月4日。3950円は前日終値に50%のプレミアム。

 前田道路:前田建設が保有する同社株を自社株取得して資本関係の解消を提案。

 ◎1月24日

 前田道路:前田建設のTOBに反対を決議。「あらゆる面で企業価値を毀損」 

 ◎1月29日

 前田建設:前田道路が提案する資本関係解消ではなく、過半取得によって「総合インフラサービス企業グループ」になることが双方の企業価値向上にとって望ましい。TOBの目的・意義を理解してもらえるように、協議の機会を設けていく。 

 ◎2月20日

 前田道路:1株650円・総額535億円の特別配当を決議。4月14日開催の臨時株主総会に付議。 

 

 (清水律子)