写真・図版米小売最大手ウォルマートは31日、従業員の体温測定を開始し、マスクを配布すると発表した。トロントで13日撮影(2019年 ロイター/CARLOS OSORIO)

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 [31日 ロイター] - 米小売最大手ウォルマート<WMT.N>は31日、従業員の体温測定を開始し、マスクを配布すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、店舗や倉庫、配達などに従事する小売業界の従業員の間で高まっている安全性を巡る懸念に対応する。

 ウォルマートは今後1─2週間中に赤外線放射温度計を全店舗に装備し、体温が約37.8度以上の従業員は帰宅させる方針とした。

 競合するアマゾン・ドット・コム<AMZN.O>のニューヨーク・スタテンアイランドにある倉庫従業員15人は前日、施設の従業員から新型コロナ感染者が出たことを受けて安全性への不安を訴え、ストを行った。 

 飲食産業でも、ウォルマートと同様の措置が講じられている。

 カナダのレストラン・ブランズ<QSR.TO>は前日、傘下のバーガーキングやティム・ホートンズなどの店舗に1万5000個の赤外線放射温度計を配布した。米スターバックス<SBUX.O>は配達スタッフの体温を毎日測定する。

 米マクドナルド<MCD.N>などのファストフードチェーン勢は、顧客と従業員の接触を最低限にする非接触デリバリーサービスを展開している。