写真・図版中国自動車大手の東風汽車集団は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による株価下落を受け、保有している仏同業PSA(旧プジョー・シトロエン・グループ)株の一部売却を見直すと発表した。北京で2016年4月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

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 [北京 2日 ロイター] - 中国自動車大手の東風汽車集団<0489.HK>は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的流行)による株価下落を受け、保有している仏同業PSA(旧プジョー・シトロエン・グループ)<PEUP.PA>株の一部売却を見直すと発表した。

 PSAとフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI>は昨年12月、拘束力のある合併契約を締結したと発表。合併完了に先立ち、PSA株12.2%を保有する東風汽車は同株式3070万株をPSAに売却するとしていた。株式価値は約6億8000万ユーロ(7億4400万ドル)。東風汽車は、統合後の新グループの株式4.5%を取得する予定だった。

 ただロイターが入手した資料によると、東風汽車は投資家向け決算説明会で、PSA株式売却計画が変更される可能性があると指摘。株式売却計画はPSAとFCAの合併交渉に関係しているため、両社と協議しているとした。計画変更の詳細については明らかにしなかった。

 東風汽車は現時点でロイターからのコメント要請に応じていない。PSAとFCAはコメントを控えた。