写真・図版米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は2日、新型コロナウイルスに伴う不況は「短期だが深刻」になるとの見方を示した上で、ディフェンシブ投資を推奨した。ニューヨーク証券取引所で2018年4月撮影(2020年 ロイター/BRENDAN MCDERMID)

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 [ニューヨーク 2日 ロイター] - 米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO、ピムコ)は2日、新型コロナウイルスに伴う不況は「短期だが深刻」になるとの見方を示した上で、ディフェンシブ投資を推奨した。

 世界経済は今後半年から1年以内に回復に向かう見込みだが、前例のない危機に見舞われていることから、回復が始まっても企業倒産は高止まりで推移するほか、コロナ感染が再び増加する恐れもあると指摘。「前例がない以上、現在展開する世界的な景気後退(リセッション)に適した戦略は存在しない」と述べた。

 その上で「こうした不確実性が高い環境では、従来と同様、ディフェンシブ投資に集中する」と表明。具体的には米国債に加え、割安とみられるエージェンシー住宅ローン担保証券(MBS)や高格付け社債などへの選好を推奨した。一方、低格付けのクレジット商品や新興国市場には注意が必要とした。

 米連邦準備理事会(FRB)を含め世界各国の中銀による政策対応が下支えになるほか、危機前の米経済は底堅いとし、経済が深刻な「恐慌」に突入する可能性は回避できると指摘した。