写真・図版ドイツのアルトマイヤー経済相は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ドイツ経済は今年は2008─09年の世界的な金融危機時よりも大きく縮小する恐れがあるとの見解を示した。 フランクフルトで1日撮影(2019年 ロイター/KAI PFAFFENBACH)

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 [ベルリン 2日 ロイター] - ドイツのアルトマイヤー経済相は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、ドイツ経済は今年は2008─09年の世界的な金融危機時よりも大きく縮小する恐れがあるとの見解を示した。 

 アルトマイヤー経済相は、独経済は新型ウイルス抑制策導入前の1─2月は良好に推移していたが、3月に導入されたこうした措置の影響は4月に大きく表れ、5月に最も大きくなると予想。「上半期中に単月の経済成長率がマイナス8%を超えることもあると予想している」と述べた。

 その上で「こうした落ち込みは08─09年の世界的な金融危機時と同等か、それ以上に厳しいものになる恐れがある」とし、「このことは独経済が今年、09年以来初めてリセッション(景気後退)に陥る可能性があることを示唆している」と述べた。

 独経済は09年は5.7%のマイナス成長となったが、アルトマイヤー経済相は具体的な予想は示さなかった。 

 独政府経済諮問委員会は3月30日、新型ウイルス感染拡大により上半期に景気後退に陥ることは避けられないとし、今年は最大5.4%のマイナス成長になる可能性もあるとの見方を表明。独IFO経済研究所は新型ウイルスによる経済活動の停止がどの程度続くかにより、今年は5─20%のマイナス成長になる可能性があるとの見通しを示している。 

 ドイツ国内の新型ウイルスの感染者数は約7万3000人、感染による死者数は872人。