写真・図版 4月6日、ホンダとフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、5月に米国とカナダで生産を再開したい意向を示した。2019年2月、都内のショールームで撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung-hoon)

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 [ワシントン 6日 ロイター] - ホンダ<7267.T>とフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)<FCHA.MI>は6日、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、5月に米国とカナダで生産を再開したい意向を示した。

 ホンダは3月23日に生産を停止しており、5月1日まで停止を継続するという。多くの消費者が自動車を購入できない状況にあり、「市場の需要不足に合わせて製品の供給を調整するため、生産停止を継続する必要がある」と説明した。

 FCAは「5月4日から米国とカナダの生産施設を徐々に再開していく意向」という。

 トランプ米大統領は先週、新型コロナの感染拡大抑制に向けた指針の適用期間を4月30日まで延長した。

 米自動車業界の複数の幹部らは6日、ロイターに対し、自動車メーカーが今月末までに生産を再開することはほぼ不可能で、5月初めに再開できる保証もないと述べた。

 他のメーカーは今週中に現行の生産停止を延長する計画という。

 フォード・モーター<F.N>は先週、新型コロナの流行により、米自動車業界全体で3月の販売台数が60万台減少した可能性があるとの見方を示した。また複数の米主要工場で4月14日に生産を再開する計画だったが、延期する方針を示し、再開の日程は今後追って発表するとした。

 フォードは6日、「引き続き、公衆衛生の状況や政府の指針、サプライヤーの準備状況を踏まえ、北米工場の生産を再開する適切な時期を判断する」と説明した。

 ゼネラル・モーターズ(GM)<GM.N>は無期限で工場を閉鎖している。

 日産自動車<7201.T>は先週、米国での生産停止を4月下旬まで延長する方針を示した。トヨタ自動車<7203.T>は4月17日まで米国とカナダの生産を停止している。