写真・図版 米レンタカー大手のハーツ・グローバル・ホールディングスは22日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を米デラウェア州の破産裁判所に申請した。2016年2月、フランスで撮影(2020年 ロイター/Regis Duvignau)

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 [ニューヨーク 22日 ロイター] - 米レンタカー大手のハーツ・グローバル・ホールディングスは22日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を米デラウェア州の破産裁判所に申請した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた需要払底で事業が立ち行かなくなった。存続に向け債権者との協議も不調に終わり経営破綻した。債務は約190億ドルで、大型「コロナ倒産」となる。

 ハーツによると、欧州、オーストラリア、ニュージーランドを含む国際部門は、破産申請の対象外。

 ハーツは1世紀以上の歴史を持つレンタカーの老舗で2019年末時点の世界の従業員数数は約3万8000人。著名投資家のカール・アイカーン氏が筆頭株主となっている。

 新型コロナ感染防止のための移動制限などが打撃となった。同社の稼ぎ頭は空港でのレンタカー事業だったが航空機の運航停止で需要が蒸発した。

 同社は4月に車両リース代が支払えず、債権者と協議に入った。5月22日が支払い猶予期限だった。