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 [ベンガルール 3日 ロイター] - 日本経済新聞社とIHSマークイットが発表した5月のインドのサービス部門購買担当者景気指数(PMI)は12.6となり、過去最低だった前月の5.4から上昇したが、極めて低い水準にとどまった。

 新型コロナウイルスの感染拡大抑制のためのロックダウン(都市封鎖)で経済活動がほぼ停止している。

 景況拡大と悪化の分かれ目である50を3カ月連続で下回るのは2016年11月─2017年1月以来。この時は高額紙幣を廃止したことにより消費が急激に落ち込んだ。

 IHSマークイットのエコノミスト、ジョー・ヘイズ氏はリリースで、「インドで実施されている封鎖が非常に強力なことを踏まえれば、4月と5月の大幅な落ち込みは驚きではない」と指摘。顧客が事業を休止したままであり、5月もサービス需要は内外ともに低迷したと分析した。 

 今後12カ月間の見通しについても信頼感は過去最低水準で、急回復はほとんど期待できないことが示された。

 ヘイズ氏は上半期の国内総生産(GDP)は急減する見込みで、新型コロナ以前の水準まで回復するには相当時間がかかるとの見方を示した。