写真・図版終盤のニューヨーク外為市場では、新型コロナウイルスの流行に伴う景気の落ち込みが最悪期を脱したとの期待からリスクオン相場が継続し、ドルは主要通貨に対して11週ぶりの安値を付けた。カラチで2018年12月撮影(2019年 ロイター/AKHTAR SOOMRO)

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 [ニューヨーク 3日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、新型コロナウイルスの流行に伴う景気の落ち込みが最悪期を脱したとの期待からリスクオン相場が継続し、ドルは主要通貨に対して11週ぶりの安値を付けた。

 ウェルズ・ファーゴは調査リポートで「相場の勢いは継続中」とした上で「ドルの値下がりは魅力的な買い機会と捉えられるものの、短期的に一段と下落する可能性もある」と述べた。

 ドルは通貨バスケット<=USD>に対し0.32%安の97.26。一時97.18と3月12日以来の安値を付けた。

 オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが発表した5月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が276万人減少した。過去最悪だった4月の1955万7000人減からは落ち込みが和らぎ、ロイターがまとめた予想の900万人ほど悪化しなかった。

 5月のISM非製造業総合指数(NMI)も45.4と、4月に付けた2009年3月以来、約11年ぶりの低水準から改善。ただ、景気拡大・縮小の節目となる50は依然下回った。

 ドル/円<JPY=> <JPYX1=>は0.22%高の108.90円。一時108.98円と4月9日以来の高値。

 豪ドル<AUD=D4> <AUD=>はリスク選好の改善で堅調地合いが継続。一時1月3日以来の高値となる0.6983ドルを付けた。その後は0.49%高の0.6928ドル。

 ユーロ/ドル<EUR=>は0.65%高の1.1242ドル。4日の欧州中央銀行(ECB)理事会では、新型コロナ対策であるパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)の規模拡大が決定される見込み。

 

 ドル/円 NY終値 108.89/108.91 

 始値 108.71 

 高値 108.98 

 安値 108.49 

 ユーロ/ドル NY終値 1.1232/1.1236 

 始値 1.1198 

 高値 1.1256 

 安値 1.1185