写真・図版 9月18日、ロンドン証券取引所(LSE)は、傘下のイタリア証券取引所の売却に向け、欧州の取引所大手ユーロネクストと独占交渉に入ったことを明らかにした。写真はロンドンで2017年12月撮影(2020年 ロイター/Toby Melville)

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 [ロンドン 18日 ロイター] - ロンドン証券取引所(LSE)<LSE.L>は18日、傘下のイタリア証券取引所の売却に向け、欧州の取引所大手ユーロネクスト<ENX.PA>と独占交渉に入ったことを明らかにした。

 イタリア証取を巡っては、ドイツ取引所や、スイス証券取引所を運営するSIXも、買収の意向を示していた。

 LSEは、金融情報会社リフィニティブの買収計画で欧州独禁当局の承認を得るため、イタリア証取の売却を目指している。

 関係筋によると、売却額は最大40億ユーロ(47億4000万ドル)に達する可能性がある。

 ユーロネクストの提示額は不明。0800GMT(日本時間午後5時)時点でユーロネクストの株価は4%上昇。LSEの株価は0.5%値上がりしている。

 ユーロネクストは、イタリアの預託貸付公庫(CDP)、インテーザ・サンパオロ<ISP.MI>と共同で買収案を提示しており、LSEとイタリア政府の双方から支持を得られたとみられている。

 ユーロネクストによる買収が決まれば、CDPとインテーザはユーロネクストの増資を引き受け、ユーロネクストの株主となる見通し。

 SIXはコメントを控えている。ドイツ取引所<DB1Gn.DE>のコメントは取れていない。