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 [フランクフルト 27日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビスコ・イタリア銀行(中銀)総裁は27日、ユーロ上昇は懸念要因であり、ECBのインフレ目標の達成を一段と阻害するようであれば、確実に対応するとの認識を示した。

 トレントで開催されたイベントで述べた。

 また、ECB内の意見が分かれているとの見方を否定し、同総裁の見解は理事会のそれを反映しているとした。

 同総裁は「このところのユーロ上昇はすでに低水準にある物価上昇率をさらに下押しするため、懸念している。下押し圧力がECBの物価安定目標を損なうようであれば、阻止しなくてはならない」と述べた。

 ただ、副作用が生じるようであれば、これまで取ってきた政策で十分だとの認識を示した。

 ユーロは9月1日、2018年中盤以来の高値となる1ユーロ=1.2011ドルを付けた。