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 [ベルリン 19日 ロイター] - ドイツのアルトマイヤー経済相は19日、国内企業に対し、市場を中国以外のアジア諸国にも広げ、単一のサプライチェーンへの依存度を減らすよう呼び掛けた。

 新型コロナウイルスの流行でサプライチェーンに寸断のリスクがあることが明らかになったとしている。ビジネス会議で述べた。

 同相は、中国で新型コロナの感染が拡大した今年春にドイツで医療機器が品薄になったと示唆。「サプライチェーンの多様化が当然望ましい」と述べた。

 新型コロナへの対応で成功を収め、早い段階で経済が回復したシンガポールや韓国が有望な選択肢になるかもしれないとも発言した。

 同じ会議に出席したメルケル首相も、グローバル経済で存在感を増しているアジア太平洋地域で新たな市場を獲得し、多様化を図るよう国内企業に呼び掛けた。

 首相によると、ドイツのアジア向け輸出の約4分の3は東アジア向け。このうち半分が中国向けという。