写真・図版 9月29日、麻生財務相は消費税率について、予定通り引き上げたいとの意向を示した。写真は首相官邸で3日撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

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 [東京 29日 ロイター] - 麻生太郎財務相は29日夜のNHKの番組で、2015年10月に予定される消費税率10%への引き上げについて、財務省としては、予定通り引き上げたいとの意向を示した。

 一方で、再増税が見送られ、国債が売り浴びせられると対応は困難とも語り、先送りした場合の経済の混乱に警戒感を示した。

 消費税率は予定通り引き上げたいとの方向かとの質問に、麻生財務相は「私どもとしては、そう思っている」と語った。

 さらに財務相は「(予定通り)しないと、話が違うと国際社会から言われかねない」とし、「国際社会から話が違うと言われた時、日本国債が売り浴びせられると、その対応は難しい。黒田日銀総裁も言っていたが、私たちが最も恐れるところだ」と市場の反応に警戒感を示した。

 日本経済については「9月、10月は間違いなく上がる」とし、「基本的に回復基調にある」と語った。消費税上げにあたっては「上げられる状況に経済をしておかなければできない」とも語り、「(最終決断する)12月までにそういう状況を作りあげたい」と述べた。

 

 (吉川裕子)