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 [5日 ロイター] - 米金融大手JPモルガン・チェース<JPM.N>とネット通販大手アマゾン・ドット・コム<AMZN.O>、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ<BRKa.N>の3社が合弁で設立するヘルスケア企業が、従業員の医療費削減や慢性疾患への対応などに取り組む。JPモルガンのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)が株主に宛てた書簡で発表した。

 3社は1月、ヘルスケア企業を設立して自社の従業員の医療費を減らすととともに、このシステムを他の企業にも広げる可能性があると発表したが、詳細は明らかにしていなかった。 

 ダイモン氏は書簡で、ビッグデータや仮想技術を利用し、従業員によるデータへのアクセスや選択肢を増やすことで、米国経済を脅かす医療費増大の問題解決に注力すると説明した。同氏は「取り組みは非常に小さな形で始まるが、やるべきことは多く、われわれは楽観的な見通しを持っている」と述べた。

 書簡によると合弁企業は、患者が単純に個々の医療サービスごとに料金を支払うのではなく、健康への効果に応じた支払いにすることなどに取り組む。

 がんや脳卒中、心臓疾患など慢性的な疾病の原因となる肥満や喫煙などを減らすプログラムも導入する。

 ダイモン氏は5日、ヤフー・ファイナンスのインタビューで、新企業のCEOは決まっておらず、事業はまだ稼働していないと明らかにした。