写真・図版 9月11日、中国の自動車業界団体が発表した8月の自動車販売台数は前年同月比3.8%減少の210万台となった。写真は北京で2015年9月撮影(2018年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

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 [北京 11日 ロイター] - 中国汽車工業協会(CAAM)が11日発表した8月の自動車販売台数は前年同月比3.8%減少の210万台となった。

 7月は4.0%減、6月は4.8%増だった。

 1─8月では前年同期比3.5%増の1810万台だった。

 CAAMの幹部は会見で、7月と8月はマクロ経済の状況が消費者の財布のひもを固くしたと説明。

 米国との貿易摩擦はさほど影響力のある要因ではないものの、「不確実性をもたらし、消費者をより慎重にさせた」と述べた。

 米国勢の販売が不振だったことについては、製品やマーケティングの問題だと指摘し、米国車をボイコットする動きはないと説明。

 具体的にフォード・モーター<F.N>を挙げて、新車種の投入やモデルチェンジがスピード感に欠け、他社に顧客を奪われていると指摘した。

 CAAMは、今年の中国自動車市場が前年と同じく3%拡大するとの予想を据え置いた。

 電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)を含む新エネルギー車の販売台数は前年比49.5%増の10万1000台。

 1─8月は前年同期比88%増の60万1000台だった。 

 上海のコンサルタント会社オートモーティブ・フォーサイトの代表を務めるエール・チャン氏は、軟調な株式市場とガソリン価格の上昇がスポーツ多目的車(SUV)の需要に悪影響を及ぼしたと述べた。