[PR]

 [ロンドン 11日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が11日発表した統計によると、2018年5─7月の平均週間賃金(除くボーナス)は前年同期比2.9%増加し、市場予想を上回った。伸び率は4─6月(2.7%増)を上回り、1─3月以来の大きさとなった。

 ボーナスを含む賃金の伸び率は2.4%から2.6%に加速した。

 ロイターがまとめたエコノミスト予想ではボーナスを除く賃金で2.8%増、ボーナスを含む賃金で2.4%増だった。ボーナスを除く賃金の伸び率は2015年5─7月以降、2.9%を上回っていない。

 ONSのデイビッド・フリーマン氏は「ボーナスを除く賃金を中心に、数カ月にわたって収入の伸びが価格の伸びを上回っている」と述べた。

 5─7月の就業者数は3000人増加し、3239万7000人となった。ロイターが集計したエコノミスト予想(2万8000人増)を下回った。求人数は過去最高を更新した。

 失業率は予想通り4.0%で横ばい。1975年以来の低水準を維持している。

 フリーマン氏は「労働市場は依然として堅調だ。就業者数は歴史的な高水準を維持している」と述べた。

 同発表を受け、ポンド/ドルは上昇し、英国債価格は下落した。

 XTBの市場アナリスト、デビッド・チータム氏は「今週13日にはイングランド銀行による金利据え置きがほぼ確実視される一方、ブレグジット関連の大きなマイナスのショックがない限り、今後一段と引き締めを行う余地は十分に残っている」と述べた。