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 [ベルリン 11日 ロイター] - ドイツ銀行<DBKGn.DE>とコメルツ銀行<CBKG.DE>の合併構想を巡り、経営幹部らが前向きな姿勢を強めている。シュピーゲル誌が11日伝えた。

 同誌は関係者の話として、コメルツ銀のマルティン・ツィールケ最高経営責任者(CEO)が後延ばしせず進めた方がいいと発言。ドイツ銀のクリスティアン・ゼービングCEOは合併について、今後1年半は議題に上らないとの認識を示したという、

 ドイツのショルツ財務相が、2行合併合意を想定する可能性があるとも伝えた。

 財務省報道官は「金融機関の戦略的決定についてコメントしない」と話した。ドイツ政府は金融危機時の救済後、コメルツ銀の株式15%をなお保有する。

 2行ともコメントを控えた。

 報道を受け、コメルツ銀の株価が一時、4%上昇して4週間ぶり高値の8.74ユーロを付けた。

 ドイツ銀の株価も1418GMT(日本時間午後11時18分)時点で0.8%高の9.66ユーロと、ドイツのクセトラDAX指数<.GDAXI>の0.5%安をアウトパフォーム。ユーロも対ドルで下げ幅を縮小した。

 両行は2016年、合併の可能性を巡って協議したが、企業再編の取り組みを優先させたいとして計画を棚上げしている。