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 [ワシントン 11日 ロイター] - 米商務省が11日発表した7月の卸売在庫は前月比0.6%増と、速報値の0.7%増からやや下方改定された。自動車の落ち込みが続き、全体の抑制要因となったが、在庫投資が第3・四半期国内総生産(GDP)を押し上げる方向に働くとの見方は変わらないとみられる。

 6月の卸売在庫は0.1%増だった。

 7月の前年同月比は5.0%増。

 国内総生産(GDP)算出に利用される自動車を除いた卸売在庫は前月比0.8%増だった。

 第2・四半期は大幅な在庫調整があり、在庫投資はGDPを1%ポイント近く押し下げた。それでもなお、第2・四半期GDPは年率で4.2%増と、第1・四半期(2.2%増)の2倍近いペースで伸びた。

 足下の底堅い国内需要を踏まえると、企業は在庫を積み上げるとみられ、製造業にとって追い風となる。エコノミストは、在庫が第3・四半期GDPを著しく押し上げるとみている。

 7月の卸売在庫の内訳は、自動車が1.1%減。6月は1.2%減少していた。機械は2カ月連続で1.2%増。農産物は1.4%増と、6月の5.5%減から持ち直した。石油製品は1.7%減。6月は2.1%減少していた。

 同時に発表された卸売売上高は前月から横ばいだった。6月は0.2%減少していた。7月は自動車と家具、専門機器、コンピューター機器が減少した。

 7月の売り上げペースで在庫を使い切るのに必要な期間は1.26カ月。6月は1.25カ月だった。