写真・図版 9月11日、スイスの金融大手UBSのウェルス・マネジメント部門共同プレジデント、マルティン・ブレッシング氏は、世界的な貿易摩擦の影響により、アジアで投資家の取引が減少していると指摘した。ロイターのインタビューに応えるブレッシング氏。チューリヒで撮影(2018年 ロイター/Arnd Wiegmann)

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 [チューリヒ 11日 ロイター] - スイスの金融大手UBS<UBSG.S>のウェルス・マネジメント部門共同プレジデント、マルティン・ブレッシング氏は11日、世界的な貿易摩擦の影響により、アジアで投資家の取引が減少していると指摘した。

 同氏はロイターのインタビューで、貿易摩擦の激化はとりわけ中国事業の重しとなっていると述べた。「米国は引き続き堅調だが、上海株指数を見ると、中国株式市場は今年かなり下落している」とし、「アジアの投資家は貿易論争の悪影響をより多く目にしており、一段と深い懸念を抱いている」と指摘した。

 その上で「相場が下落している局面では、投資家は取引を減らす」と述べた。

 貿易を巡る論争は11月の米中間選挙後も続く見通しで、緊張や世界経済への影響がなお拡大する可能性があるとも指摘した。

 ただ、UBSはめまぐるしく変わる議論に反応することなく、中長期的な視点で投資配分を決定していると強調した。