写真・図版 9月12日、前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比92円93銭安の2万2571円76銭となり、3日ぶりに反落した。写真は都内にある証券会社の株価ボード前で2016年6月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)

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 [東京 12日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比92円93銭安の2万2571円76銭となり、3日ぶりに反落した。前日の米国株高を支えに買いが先行したものの、上値の重さが意識された。また直近で急ピッチな株高となっていたこともあり、買い一巡後は戻り売りに押され下げに転じた。メジャーSQ(特別清算指数)算出を前にしたポジション調整の売りも出て、下げ幅を拡大する展開だった。

 TOPIXは0.72%安で午前の取引を終了。東証1部の前場の売買代金は1兆0716億円だった。セクター別では鉱業や情報・通信など4業種が値上がりするにとどまった。下落率上位には金属製品、電気機器、建設、化学工業がランクインした。

 米フィラデルフィア半導体指数<.SOX>が1%安となったことが国内の半導体株の重しとなった。また日本工作機械工業会が11日発表した2018年8月の受注速報によると、外需の受注総額は前年比4.4%減となり、工作機械株は軒並み安。世界景気の減速懸念が全体相場の重しとなった。

 アイザワ証券投資顧問室ファンドマネージャーの三井郁男氏は「日本のGDP(国内総生産)は4─6月期は上方修正されたが、7─9月期は自然災害や貿易量の減少などの影響が出てくる。景気のモメンタムが若干弱まるとみられる中、半導体市場が縮小するリスクも意識されている」と話す。

 東証1部の騰落数は、値上がり302銘柄に対し、値下がりが1748銘柄、変わらずが53銘柄だった。