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 [ブリュッセル 12日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が12日発表した7月のユーロ圏鉱工業生産は前月比0.8%減と、市場予想(0.5%減)以上の落ち込みとなったほか、2カ月連続のマイナスとなった。

 鉱工業生産は、フランスで前月比0.7%増加したものの、ドイツやイタリアが1%を超える減少となった。

 前年比では0.1%減と、市場予想(1.0%増)に反してマイナスとなった。

 生産指標は非常に振れやすい傾向があるものの、今回のデータがマイナスとなったことは成長鈍化の兆候を示している可能性がある。

 EU統計局は第3・四半期ユーロ圏経済成長率速報値を10月30日に公表する。

 7月ユーロ圏鉱工業生産が前月比でマイナスとなったことは、自動車や冷蔵庫といった耐久消費財の生産が1.9%減だったことが主因。生産担当者が比較的大きな支出に対する消費者の意欲低下を見込んでいる可能性がある。

 衣料などの非耐久消費財の生産も前月比で1.3%減となった。半面、機械などの資本財の生産は0.7%増となった。

 

 統計局はまた、6月のユーロ圏鉱工業生産について、前月比0.7%減を0.8%減に、前年比2.5%増を2.3%増に、それぞれ下方改定した。

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