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 [ハノイ 15日 ロイター] - ベトナム国営のベトナム・テレビ(VTV)は、三菱UFJ銀行はベトナムの銀行ヴィエティンバンク<CTG.HM>に対する出資比率を50%に引き上げることを模索していないと伝え、先の報道を訂正した。

 VTVは10日、吉川英一副頭取の発言の吹き替えで同行は出資比率を50%に引き上げたい意向だと報じていた。

 リフィニティブのデータによると、三菱UFJ銀行は現在、ヴィエティンバンクに19.73%出資している。

 VTVは12日、「三菱UFJ銀行は(ヴィエティンバンクの)持分を登録資本の50%に引き上げる計画はない」とした。

 三菱UFJ銀行は発表文書で、吉川副頭取は現在の出資比率でベトナムへの同行の深い関与を改めて強調したと説明した。

 吉川副頭取は、ベトナムのグエン・スアン・フック首相やベトナム国家銀行(中央銀行)のレ・ミン・フン総裁ら政府高官との会議の場で発言していた。同中銀はヴィエティンバンクの64.46%を保有している。

 VTVによると、レ・ミン・フン総裁は「政府はベトナムの銀行への出資、とりわけ弱体な銀行に外資が入ることを歓迎する。これらの銀行の外資による100%所有を認めるのを検討することもあり得る」と語った。

 ベトナムは国内銀行に対する外資の出資比率上限を30%としているが、政府はこれまでに弱体な銀行については上限を100%にする可能性に言及している。

 ヴィエティンバンクは時価総額ベースで国内第4位。政府の定義に従えば経営基盤は弱くはない。しかし同総裁は、ヴィエティンバンクには増資が不可欠だと話した。

 

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