写真・図版 11月1日、スイス大手銀行クレディ・スイスが発表した第3・四半期決算は、株主帰属の純利益が前年同期比74%増の4億2400万スイスフラン(4億2155万ドル)となった。写真はスイスのヴィンタートゥールにある同行の支店。昨年11月撮影(2018年 ロイター/Arnd Wiegmann)

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 [チューリヒ 1日 ロイター] - スイス大手銀行クレディ・スイス<CSGN.S>が1日発表した第3・四半期決算は、株主帰属の純利益が前年同期比74%増の4億2400万スイスフラン(4億2155万ドル)となった。純収入は2%減となったものの、営業費用の減少がさらに大幅だった。

 ロイターがまとめたアナリスト予想は4億4900万フランだった。

 クレディ・スイスは発表文書で「ウェルスマネジメント関連事業が第4・四半期も広範で顧客主導の成長を続けると見込む」とした。

 ウェルスマネジメント部門の将来の業績の指標として注目される新規純資金流入は、ウェルスマネジメント3事業で合計103億フランとなった。

 世界貿易を巡る地政学的緊張が続き、中央銀行の金融政策変更による影響が見込まれるものの、第4・四半期の世界経済成長見通しについては引き続きポジティブだとした。

 クレディ・スイスは「第3・四半期にセンチメントはさらに悪化し、第4・四半期もこうした状況が続くと予想している」と指摘。第4・四半期には、市場の状況次第で一連の健全な取引が完了することを想定しているという。