写真・図版 4月16日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の111円後半。日中に112円台へ再び上昇し、3月につけた年初来高値へ一時迫ったが、日米通商交渉の中で買い上がる動きは乏しかった。写真は2017年6月撮影(2019年 ロイター/Thomas White)

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 [東京 16日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅安の111円後半。日中に112円台へ再び上昇し、3月につけた年初来高値へ一時迫ったが、日米通商交渉の中で買い上がる動きは乏しかった。

 ドルは朝方から売買が交錯。上値では久々の高値圏とあって実需が売り注文を出したほか、短期筋も当面の取引レンジ上限が近いとの見方から戻り売りに動き、やや上値の重い動きとなった。

 ワシントンで行われている日米通商交渉が重しとなった面もある。交渉では為替についても議論が行われる可能性があるため。「全ては米国のペースで進んでいるようなので、日米協議はUSMCA(米・メキシコ・カナダ協定、新NAFTA)のように包括的になるだろう。自動車の数量規制や関税が焦点」(FXプライムbyGMO、常務取締役の上田眞理人氏)という。

 それでも日中下値は111.89円にとどまった。「値動きが鈍ると金利収入狙いのドル買いが入りやすい」(トレーダー)といい、下値の買い需要も底堅かった。

 この日のアジア市場で目立ったのは豪ドル。80円前半から79円後半へ下落した。中銀が公表した4月理事会の議事要旨では、インフレ率が低水準にとどまり失業率が上昇し続けた場合に、利下げが「適切に」なるとしたことが手掛かり。中銀のスタンスはハト派的との見方が広がった。

 ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

 午後3時現在 111.91/93 1.1303/07 126.51/55

 午前9時現在 111.94/96 1.1302/06 126.53/57

 NY午後5時 112.03/04 1.1307/12 126.65/69

 

 (為替マーケットチーム)