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 [ロンドン 18日 ロイター] - 英国立統計局(ONS)が発表した3月の小売売上高指数は前年比6.7%上昇した。伸び率はロイター調査による全てのエコノミスト予想を上回り、約2年半ぶりの大きさとなった。

 ONSの当局者は、大幅な上昇となったのは1年前に吹雪や寒冷な気候に英国が見舞われ消費に打撃があったことも一因だと述べた。

 ONSによると、今年の3月は暖かい気候となり、衣料の消費増につながった。

 前月比では1.1%上昇。3カ月連続の上昇となった。ロイター調査による予想中央値は0.3%低下だった。

 1─3月は前の3カ月間と比べて1.6%上昇。2018年8月以来の大幅な伸びとなった。

 今回の指数が対象とする期間は2月24日─3月30日。英国は当初、3月29日に欧州連合(EU)を離脱する予定だったが、期日は4月12日に延期され、その後10月31日に再延期された。

 ワールドファーストのエコノミスト、ジェレミー・トムソンクック氏は「『合意なし』の可能性もあった欧州連合(EU)離脱期限が10月末に延期され、小売りのセンチメントが改善した状態が保たれるとの期待が広がっている」と指摘した上で、「ただ、クレジットカードの支払い不履行が第1・四半期に急増し、2015年以来の高水準となっていることが、予想以上に明るい小売の業況にとって脅威となる可能性がある」と述べた。

 *内容を追加しました。