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 [パリ 18日 ロイター] - IHSマークイットが発表した4月のフランスの購買担当者景気指数(PMI)速報値は、製造業とサービス部門をあわせた総合PMIが50.0と前月の48.9から上昇した。サービス部門の景況感が改善し、製造業の低迷を相殺した。

 PMIは50を上回れば景気が拡大、下回れば悪化を示す。

 総合PMIのエコノミストの平均予想は49.7だった。

 IHSマークイットのチーフビジネスエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「フランスは足踏み状態で、確かに残念だが、3月のように悪化局面にあるよりはよい」と述べた。

 新規受注が5カ月連続で減少するものの、3月よりは減少ペースが弱まった。また、生産見通しが昨年9月以来の高水準となり、雇用の動きが活発化した。

 サービス部門PMIは49.1から50.5に上昇し5カ月ぶりの高水準となった。エコノミストの予想(49.8)も上回った。

 製造業PMIは49.7から49.6に低下し2016年8月以来の低水準となった。

 昨年末から続く反政府デモが企業のセンチメントを冷やしている。

 ウィリアムソン氏は「デモが経済に打撃を与え、成長が上向く兆しはほとんどみられない」と述べた。