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 [東京 19日 ロイター] - T&Dホールディングス<8795.T>傘下の太陽生命保険は、今年度の資産運用で1000億円程度、円建て債券を積み増す方針をまとめた。国債への投資割合を半分程度に収めることで、低金利環境下で収益確保を狙う。外債投資は外貨保険の販売動向によるが、償還分の再投資はユーロ圏を中心に配分する予定だという。

 インタビューに応じた本田孝宏運用企画部長は、日本国債を積み増す理由を「利率変動型保険の販売に見合って動かなければならないためだが、機会があればクレジット物にも投資したい。できれば半分くらいはクレジットへ配分したいが、有望な投資先がないこともある」と説明した。

 新規の外債投資300億円は、外貨保険の販売状況に応じて米ドルや豪ドルなどへ配分する予定。「米国債にヘッジを付けると投資妙味がない」として、償還分の再投資先はフランスやスペインの国債、国際機関債などを念頭に置いているという。

 今年度の各市場見通しは「ボックス圏」。中国景気や米中対立、英国の欧州連合(EU)離脱などはリスク要因だが、各国とも潜在成長率程度の伸びは期待できると想定した。

 前期は円債投資が減少、外債投資は増加した。低金利の円債より、外債やオルタナティブ商品への投資を優先したという。株式投資はほぼ横ばいだった。

 各市場見通しは以下の通り。▲はマイナス。

 日本国債10年物利回り  ▲0.2─0.2%(年度末0.0%) 

 米10年債利回り      2.0─3.0%(同2.7%) 

 日経平均         19000─24000円(同22000円) 

 米ダウ          23000─29000ドル(27000ドル) 

 ドル/円         105―115円(同110円) 

 ユーロ/円        120―135円(同128円) 

 

 

 

 (基太村真司、竿代真一)