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 [東京 23日 ロイター] - 朝日生命保険は2019年度の資産運用で、外貨建て債券を1500億円程度積み増す方針を決めた。オープン外債への新規投資や、保有しているヘッジ外債から為替ヘッジを外すことなどで、金利収入の確保を狙う。

 資産運用企画部長の松本将孝氏によると、1500億円の投資先は米ドルやユーロ、豪ドル、カナダドル、NZドル、スウェーデンクローナなどに幅広く分散。欧州では国債が中心、米ドルでは日本企業のドル建て社債など、その他は政府関係機関債などを対象とする予定。

 松本氏は「ヘッジコスト削減の観点からオープン外債にも取り組む予定だが、欧米を中心に各国中銀が金融緩和の正常化に慎重な姿勢を強めており、内外金利差が拡大しづらく円高リスクが相応に見込まれる。市場動向に応じてポジションを機動的にコントロールしたい」としている。

 前期末段階で9割近くへ上昇した為替のヘッジ比率は、7割程度へ引き下げる方針。

 前期の外債投資は1000億円増。ヘッジ外債を1200億円積み増した一方、オープン外債を200億円減少させた。

 今期の投信・オルタナ投資は800億円増。仏大手資産運用会社ナティクシス・インベストメント・マネージャーズと関係を強化し、プライベート・エクイティやインフラファンドなどへの投資を強化する。

 国内債は500億円減。低金利環境を踏まえ償還債の再投資を見送り、残高を減少させる。

 各市場の見通しは以下の通り。

 日本国債10年物利回り ▼0.10─0.10%(年度末0.00%)

 米10年債利回り    2.3─3.0%(同2.5%)

 日経平均        1万9000─2万4000円(同2万円)

 NYダウ        2万2000─2万7000ドル(同2万4000ドル)

 ドル/円        100─115円(同108円)

 ユーロ/円       115─128円(同123円)

 

 

 (基太村真司、富沢綾衣 編集:田中志保)