写真・図版 7月25日、麻生太郎財務相(写真右)は、日米財務相会談で「日本の立場として、貿易政策と為替政策をリンクさせるような議論には賛同しかねる」と主張したことを明らかにした。13日撮影(2019年 ロイター/James Lawler Duggan)

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 [ワシントン/東京 25日 ロイター] - 麻生太郎財務相は25日(日本時間26日)、日米財務相会談で「日本の立場として、貿易政策と為替政策をリンクさせるような議論には賛同しかねる」と主張したことを明らかにした。米側から為替条項導入を要求されたかどうかは言及しなかった。

 訪米中の米ワシントンで会談後、記者団に語った。日米財務相会談の開催は2018年10月以来で、麻生財務相は「世界経済など幅広いテーマで意見交換した。今後も日米の財務当局間の緊密な連携を続けていくためにも、有意義な会談だった」と述べた。

 為替政策に関しては17年2月の日米首脳会談での合意に沿って、財務当局間で議論していくことをあらためて確認した。その上で麻生財務相は、貿易政策と為替をリンクさせる議論に賛同できない立場を米側に伝えた。

 ムニューシン米財務長官がどう応じたかは「具体的な相手側の発言については言わないことになっている」と明言を避けた。麻生財務相は記者団に対し、「貿易協議のなかで為替の話はしない」との見解も重ねて示した。

 共同通信が関係者の話として伝えたところによると、ムニューシン財務長官は日米財務相会談で、貿易交渉の中で為替問題を協議していくよう麻生財務相に求めた。

 *内容を追加して再送します。