写真・図版 4月25日、英国のハモンド外相は、中国との経済・財政金融対話の年次協議を6月中旬にロンドンで行うと明らかにした。10日にロンドンで撮影(2019年 ロイター/Hannah Mckay)

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 [ロンドン 25日 ロイター] - 英国のハモンド外相は25日、中国との経済・財政金融対話の年次協議を6月中旬にロンドンで行うと明らかにした。ここ数カ月、両国の外交摩擦により対話は延期されていると報じられていた。

 経済・財政金融対話は、通商・金融分野における両国の緊密な連携の発表や、商業契約の締結の場としてこれまで活用されてきた。

 ただ、ここ数年両国の関係は緊迫。特に、英海軍の戦艦が昨年8月、中国が主権を主張する南シナ海の西沙諸島周辺を航行したことから、緊張が高まっている。

 ハモンド外相は、広域経済圏構想「一帯一路」関連の会合に参加するために北京を訪問。その際に次回の経済・財政金融対話で中国と合意した。

 ハモンド外相は声明で「海外のパートナーと金融サービス、通商、投資の分野で協力関係を強めることで、英国のグローバルな未来が確実になる」と説明。さらに、対話は両国の「黄金時代」を継続させると強調した。

 「黄金時代」は、中国の投資を呼び込むため、習近平国家主席の2015年の英公式訪問以降、たびたび使われてきた表現。