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 [ローマ 22日 ロイター] - イタリア国家統計局(ISTAT)は22日、今年の成長率を0.3%と予想し、昨年11月の予想(1.3%)から引き下げた。下方修正した予想は、対外貿易の減速や欧州経済の見通し悪化のほか、昨年後半のリセッション(景気後退)を反映させたという。

 政府は前月、0.2%との予測を示した。

 ISTATの最新の予測は、第1・四半期の予想を上回る成長を加味しているが、政府の予測には反映されていない。

 ISTATは半期に一度の経済予測で、今年の成長は内需頼みで、貿易は寄与しないとの見方を示した。

 また、中央シナリオの下振れリスクとして、対外貿易のさらなる減速や国内の政治的緊張や世界経済情勢を受けた信用力低下を挙げた。

 今年の就業者数は0.1%増加する見通し。だが、求職者が増えるため、失業率は10.8%と、昨年の10.6%から上昇すると予想した。昨年11月時点の予想は10.2%だった。

 ISTATの報道官は、求職者の増加は、政府が導入した、仕事を見つけることに同意した人を対象にした手当てが影響していると説明した。