写真・図版 5月22日、複数の関係筋によると、中国の金融規制当局は、一部の国内銀行に対し「スマート預金」の販売を停止するよう指示した。写真は北京で昨年4月撮影(2019年 ロイター)

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 [北京 22日 ロイター] - 複数の関係筋によると、中国の金融規制当局は、一部の国内銀行に対し「スマート預金」の販売を停止するよう指示した。

 スマート預金は、高金利の定期預金のように見えるが、実際には投資商品。特に中小の国内銀行が預金を集めるために昨年から販売している。

 ただアナリストによると、金利設定ルールに違反している可能性があるほか、金利が高いため中小銀行の流動性リスクが高まるとの懸念も出ている。

 中国銀行保険監督管理委員会はコメントを控えている。

 関係筋によると、一部の銀行は22日、スマート預金の残高を段階的に減らすよう指示された。具体的な期日は設定されていないという。

 スマート預金は比較的金利が高く、定期預金とは異なり、満期前の解約が可能。満期が近づくと金利が上がる。満期は数カ月から数年。

 21世紀経済報道によると、金融当局は銀行に対し、12月1日から新規のスマート預金の販売を中止するよう求める見通し。