写真・図版 5月22日、英スカイ・ニュースは、英国2位の鉄鋼メーカー、ブリティッシュ・スチールが早ければ同日にも管財人の管理下に置かれる見通しだと伝えた。写真は同社の看板。21日撮影(2019年 ロイター/Scott Heppell)

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 [ロンドン 22日 ロイター] - 英国2位の鉄鋼メーカー、ブリティッシュ・スチールが22日、経営破綻に追い込まれた。管財人が明らかにした。今後も顧客との取引は続ける。従業員への給与は支払われており、雇用は継続されるという。

 英スカイ・ニュースによると、ブリティッシュ・スチールは政府からの3000万ポンド(3800万ドル)の緊急融資を受けられず、EYの管財人団が22日午前に破綻手続きを確定させるために裁判所に入ったという。

 ブリティッシュ・スチールの社員は約5000人。さらに取引先に合計2万人の社員がいる。

 影響はすでに出ており、原材料の取り扱いやその他サービスを供給するハーグリーブス・サービシズ<HASE.L>は、ブリティッシュ・スチールとの取引がなくなれば、翌年度の売上高が1100万ポンド、税引き前利益は約130万ポンド、それぞれ減少する可能性があるとしている。

 ブリティッシュ・スチールは、投資会社グレイブル・キャピタルが2016年にタタ・スチール<TISC.NS>から1ポンドで取得した会社。

 *内容を追加しました。