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 [ワシントン 14日 ロイター] - 米商務省が14日発表した4月の企業在庫は0.5%増加し、エコノミスト予想と一致した。一方、企業売上高は減少した。在庫の積み上がりは第2・四半期の経済成長の重しになるとみられている。

 3月の企業在庫は前月比変わらずだった。

 小売在庫は0.5%増。自動車在庫が0.8%増で、前月の0.6%減から拡大した。国内総生産(GDP)の算出に用いられる自動車を除く小売在庫は0.4%増。在庫積み上がりが第2・四半期のマイナス要因になる可能性を示唆した。

 先月発表された第1・四半期の実質GDP改定値は前期比3.1%増だったが、在庫の寄与度は0.60%ポイント。在庫積み上がりの多くは第1・四半期の内需の弱さを反映している。

 中国との貿易戦争も在庫増加の一因。企業は関税措置の応酬に備え在庫を積み増している。

 卸売在庫は0.8%増、製造業者の在庫は0.3%増。製造業の在庫増は主に自動車が要因。

 4月の企業売上高は0.2%減。前月は1.3%増だった。4月の売り上げペースで在庫を使い切るのに必要な期間は1.39カ月と3月の1.38カ月から拡大。自動車在庫は前月の2.29カ月から2.32カ月に拡大した。