写真・図版 6月14日、イングランド銀行(英中央銀行)は、新規参入の国内小規模銀行の多くは景気低迷を経験したことがほとんどなく、市場混乱時の融資への打撃を過小評価しているとの見方を示した。写真はイングランド銀行本店。ロンドンで2月に撮影(2019年 ロイター/Hannah Mckay)

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 [ロンドン 14日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)は、新規参入の国内小規模銀行の多くは景気低迷を経験したことがほとんどなく、市場混乱時の融資への打撃を過小評価しているとの見方を示した。

 英銀行業界は、HSBC<HSBA.L>、バークレイズ<BARC.L>、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>、ロイズ<LLOY.L>の大手4行が独占しているが、当局は競争を促すため新規参入を促している。

 中銀は、バランスシートの規模が少なくとも7億5000万ポンド(9億4550万ドル)ある「急成長する」小規模銀行20行についてここ1年、ビジネスモデルや活動状況について調査している。

 中銀当局者は、20行に対して、市場が混乱した際に予想される打撃を多くの銀行が「過度に楽観」していると指摘。高い成長を目指すために比較的リスクが高い市場に注力する傾向があると警告した。

 今回の報告で中銀は、調査対象となった20行を公表していない。また、それぞれ個別の銀行の結果も明らかにしていない。