写真・図版 7月16日、フランスの自動車大手ルノーは、上半期の販売が6.7%減の194万台となったことを明らかにした。写真はロゴ、イルキルシュ=グラフェンスタデンで6月撮影(2019年 ロイター/Vincent Kessler)

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 [パリ 16日 ロイター] - フランスの自動車大手ルノー<RENA.PA>は、上半期の販売が6.7%減の194万台となったことを明らかにした。

 世界的な自動車市場の縮小が背景。ただ主要市場では、新モデルの投入で悪影響を緩和できる見通しという。

 同社によると、世界の自動車市場は7.1%縮小した。

 同社は「市場は上半期に急激に縮小したが、ルノーはシェアを維持できた」と表明。「新製品の投入なし」にシェアを維持できたと指摘した。

 販売部門責任者のOlivier Murguet氏は、新型「クリオ」の投入が下半期の販売増加に寄与すると発言。電気自動車「ゾエ」のモデルチェンジも支えになる見通しという。

 電気自動車の世界販売は上半期に42.9%増加した。

 主力の「ルノー」ブランドの販売は、上半期に11.5%減少したが、低価格ブランドの販売は増加。「ダチア」は4.5%増、「ラーダ」は6.8%増だった。

 欧州のグループ販売は横ばい。アフリカ・中東・インド地域は27.7%減だった。米国の制裁を受けて2018年にイランから撤退したことが響いた。

 ロシアを含むユーラシア地域は5.2%減、米州は3.9%減。ブラジル市場は今年8%拡大する見通しという。

 英国が強硬な欧州連合(EU)離脱を回避できると想定した場合、世界の自動車市場は今年約3%縮小する見通し。ロシアは2─3%縮小、欧州は横ばいの見通しという。

 ルノーは今月26日に上半期決算を公表する。