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 [ニューヨーク 19日 ロイター] - 米セントルイス地区連銀のブラード総裁は19日、現時点で利下げが必要かもしれないが、米連邦準備理事会(FRB)が大幅な利下げに乗り出すわけではないと述べた。

 ブラード総裁は、利下げによって市場のインフレ期待がリセットされ、米国債のイールドカーブが経済成長を一段と促す水準に再び戻るだろうが、それには時間がかかると指摘。「7月の連邦公開市場委員会(FOMC)で緩和される可能性が高いことが示され、足元では市場に完全に織り込まれている」とした上で、利下げを排除することは「現時点では非常に難しい」とし、7月30─31日のFOMCでの25ベーシスポイント(bp)の利下げを支持した。

 また債券市場ではインフレ期待の見直しに向けた投資家の意向がすでに示されているとした。

 一方で、利下げは必ずしもFRBの「緩和サイクル」入りを意味するものではないとし、FRB当局者は次の政策判断の際にどのような経済指標を重視するのかなどを決める必要があると言及。米国の通商交渉がうまくいかなかった場合やFRBの緩和策がインフレにさほど影響を及ぼさなかった場合などは追加利下げにつながる可能性があるとした。

 FRBが実施しているバランスシート縮小に関しては再検討する必要はないとした。

 FRB理事への指名を受け入れるかとの質問に対しては「受け入れる」と答えた。

 

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