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 [ニューヨーク 19日 ロイター] - 米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は19日、「中央銀行が経済環境の変化に応じて戦略を変更する柔軟性を持つことは重要だ」と述べ、中銀の政策運営は政治から独立している必要があるとの考えを示した。 

 ローゼングレン総裁は講演原稿で「中銀が担う責務は中期的な経済繁栄を中核とするもので、これが選挙で選ばれる当局者が直面する短期的な圧力と大きく異なるのは明白だ」とし、「中銀に政策ツールを変更できる独立性を持たせることで、政治的、もしくは党派的な圧力により中銀が金融政策目標から遠ざかっていくリスクを軽減できる」と述べた。

 総裁はトランプ大統領を名指しすることはなかったものの、トランプ氏はこれまでも繰り返しFRBに不満を表明。この日もFRBによる利上げは行き過ぎで、利上げペースは速過ぎたとし、FRBは「正気でない量的引き締め」を止める必要があるとツイッターに投稿した。[nL4N24K37I] 

 ローゼングレン総裁は講演で、基本的に経済や金利に関する見通しなどについては言及しなかった。ただ2%のインフレ目標達成は低金利環境下では一段と困難になっているとの見方を示した。

 

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