写真・図版 7月23日、前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比201円25銭高の2万1618円04銭となり、反発した。写真は東京証券取引所で2015年8月撮影(2019年 ロイター/Toru Hanai)

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 [東京 23日 ロイター] - 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比201円25銭高の2万1618円04銭となり、反発した。前日の米国市場でハイテク株が上昇した流れを引き継ぎ、東京エレクトロン<8035.T>、京セラ<6971.T>などの半導体・電子部品株に買いが先行した。米インテル<INTC.O>や中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)に関する前向きな報道で、今晩の米株高への期待も高まり、徐々に上げ幅を拡大する展開だった。

 米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(WSJ)は22日、米アップルがインテルからスマートフォン向けモデムチップ部門を買収する協議が進んでいると報じた。買収額は10億ドルかそれ以上に達する見通し。インテルは時間外取引で1.7%上昇した。一方、トランプ米大統領は22日、アルファベット<GOOGL.O>傘下のグーグルなどIT大手の首脳と会合を開き、ファーウェイへの販売再開を求める米企業の要請に関して「適時に」決断することに合意した。市場は米国発のニュースをポジティブに評価した。

 TOPIXは0.77%高で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は8085億円だった。業種別では海運、繊維、精密機器、金属製品、電気機器などが上落率上位に並んだ。一方、証券、電気・ガス、鉄鋼などは軟調だった。市場では「空売り比率が高水準だったところに好材料が重なった。取引時間中に200日移動平均線を上回ったことで先物へのショートカバーも誘発した」(キャピタル・パートナーズ証券チーフマーケットアナリストの倉持宏朗氏)との声が出ていた。

 東証1部の騰落数は、値上がりが1691銘柄に対し、値下がりが341銘柄、変わらずが112銘柄だった