写真・図版 8月13日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅高の105円前半。連休中、円が瞬間的に暴騰する「フラッシュ・クラッシュ」の発生を免れ、休み明けの東京市場は実需を中心に買いが先行。105.58円まで反発した。写真は2016年11月撮影(2019年 ロイター/Dado Ruvic)

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 [東京 13日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅高の105円前半。連休中、円が瞬間的に暴騰する「フラッシュ・クラッシュ」の発生を免れ、休み明けの東京市場は実需を中心に買いが先行。105.58円まで反発した。

 日本が休日だった12日は円買いが先行。ドルは一時105.05円まで売られ、今年1月3日に発生したフラッシュ・クラッシュ以来の安値をつけた。

 直接的なきっかけとなったのは、香港で激化するデモや、アルゼンチンの大統領予備選。アルゼンチンでは政権交代が金融市場のリスクになるとの見方から、株や通貨が急落した。

 加えて、英国の第2・四半期国内総生産(GDP)が予想外のマイナスだったこと、それに伴ってゼロ成長がコンセンサスの独GDPもマイナス成長となるリスクが浮上したこと、イタリアで連立政権を担う極右の同盟が内閣不信任案を提出したこと、ロシアのミサイル発射施設で爆発事故が発生、周辺都市で放射線量が急上昇したことなど、多くのリスク要因が話題となった。

 この日は国内勢の買いが支えとなって反発に転じたものの、リスク要因が山積する中、当面は上値が重い展開が続くとの見方が多数。日本の個人投資家の円売りポジションが久々の水準へ膨らんでいることも、円の上昇予想につながっている。[nL4N2551O3]

 市場では「105円は目先の下値抵抗線で、抜ければ円高が加速するのでは」(トレーダー)との声が出ていた。 

 ドル/円<JPY=>  ユーロ/ドル<EUR=>  ユーロ/円<EURJPY=>

 午後3時現在 105.37/39 1.1191/95 117.94/98

 午前9時現在 105.37/39 1.1214/18 118.18/22

 NY午後5時 105.29/32 1.1212/16 118.07/11

 

 (為替マーケットチーム)